愛媛・千葉・北海道の漁師おすすめレシピ

漁師おすすめレシピ「マダイのひゅうが飯」
マダイのひゅうが飯は、タイやアジなどの新鮮な魚と卵を使った丼料理です。もともとは宇和海の日振島(ひぶりじま)で作られていた料理ですが、後に愛媛県南予地区の郷土料理として知られるようになりました。ひゅうが飯の「ひゅうが」は、「日振(ひぶり)」から派生したものと言われています。

ひゅうが飯を作るのに必要な材料は、マダイと卵、ご飯、長ネギ、調味料は酒、みりん、だし汁、醤油です。この他、みかんの皮と白ごまも準備します。

最初に、醤油以外の調味料を鍋に入れてひと煮たちさせます。それから、火を止めて醤油を入れ、冷まします。

鯛の切り身は、串に刺してガスコンロで炙り、すぐに冷まして、刺身のように切ります。それから、鍋に入れていた調味料の中に溶き卵を入れ、炙ったマダイを入れて、10分ほど放置します。

魚をご飯の上に乗せて、みかんの皮と長ネギ、白ゴマを散らして出来上がりです。

千葉県の漁師料理「さんが焼き」
漁師おすすめレシピの2つ目は、アジのたたきと香味野菜で作る、南房総発祥のさんが焼きです。漁師が新鮮なアジやサンマなどでなめろうを作り、山へ仕事に行く時にそれを持って行って、山小屋で加熱して食べていたことから、「山家(さんが)焼き」という名前が付いたと言われています。

さんが焼きを作る時に準備するものは、アジと大葉、長ネギ、ショウガの他、味噌、酒、醤油、ごま油の調味料です。

まず、アジを3枚におろします。魚をおろすのが苦手な方は、スーパーで刺身用を購入して使うこともできます。

アジは軽く水洗いして水分をふき取り、お酒を振っておきます。それから、長ネギと生姜をみじん切りにしておきます。

アジに酒がなじんだら、皮をとって粗みじんにします。みじん切りにした長ネギと生姜をアジに加え、さらに味噌を加えてよく混ぜます。醤油を入れて、食べやすい大きさにいくつか分けたら丸め、平らに伸ばして、大葉に乗せて挟みます。

最後に、ごま油を引いたフライパンで、両面に焼き色が付くまで焼きます。好みで、レモンなどの柑橘類果汁を絞って食べてもおいしいです。

北海道の漁師町で生まれた「サケのちゃんちゃん焼き」
3つ目の漁師おすすめレシピは、サケのちゃんちゃん焼きです。名前の由来は、お父ちゃんが作る料理だから、ちゃっちゃと簡単に作れるからなど、色々です。作り方はとても簡単です。

まず、サケに塩コショウをして下味をつけ、ざく切りにしたキャベツと細かく切った玉ねぎ、短冊切りにしたニンジンを用意します。しめじは細かくほぐしておきます。

フライパンを熱してバターを入れて、焼き色がつくまでサケを両面焼きます。焼きあがったら、準備しておいた野菜を入れて、そこに味噌とみりん、砂糖を合わせて作ったタレを回しかけます。それから、ふたをして弱火で10~15分蒸し焼きにします。最後にふたを開けて、中火にして全体を混ぜたら、火を止めます。