豪快なイメージの漁師めしも、ちょっとアレンジすればおもてなし料理になります。今回は、ホームパーティーにもぴったりの漁師おすすめレシピを全国各地から集めてみました。
漁師おすすめレシピ・てこね寿司
てこね寿司は伊勢志摩半島の漁師めしであり、古くから伝わる郷土料理の1つです。おもてなし用にアレンジすれば、ホームパーティーの主役になります。
材料(4人分):マグロ、サーモン、えびなどお好きな刺身、ご飯800g、寿司酢大さじ8、醤油大さじ4、日本酒大さじ2、みりん大さじ2、ショウガ汁大さじ2、大葉、ミョウガ、カイワレ大根、ミニトマト、きゅうりなど
作り方:ご飯に寿司酢を加えて混ぜ、器に盛っておきます。耐熱ボウルに醤油、日本酒、みりん、しょうが汁を入れてふんわりラップし、電子レンジで40秒(600W)加熱して、粗熱を取ります。粗熱が取れたら漬けダレに刺身を加え、冷蔵庫で15分ほど漬けこみます。ミニトマトやキュウリは薄切りに、大葉とミョウガは千切りにします。カイワレ大根は洗って根元を切ります。酢飯の上に野菜や漬けダレに漬けた刺身をバランスよく乗せ、最期に大葉とミョウガを散らします。お好みで、白ごまや刻み海苔をトッピングしてください。
漁師おすすめレシピ・白身魚のアヒージョ
にんにくたっぷりのアヒージョは、ワインとの相性抜群です。具材のバリエーションは広く、白身魚の他、牡蠣やホタテ、タコなどとも相性が良い料理です。
材料:白身魚(キンキ、いしもち、タラなど)4切れ、オリーブオイル適量、ニンニク2~3片、クレイジーソルト、赤唐辛子1本、マッシュルーム、ブロッコリー
作り方:白身魚の水分をキッチンペーパーで拭いて1口大に切り、ブロッコリーは小房に分けて茹でます。ニンニクはみじん切り、唐辛子は種を取ります。小さめのフライパンや鍋にオリーブオイルをたっぷり入れ、ニンニクと唐辛子を入れて、弱火でゆっくり温めます。ニンニクの香りが立ってきたら、石づきを取ったマッシュルーム、茹でて水気を切ったブロッコリー、白身魚を入れてクレイジーソルトを適量加え、弱火で煮ます。火が通ったら完成です。オイルはパンに浸して食べてください。
漁師おすすめレシピ・鯛めし
土鍋で鯛丸ごと1尾を炊き込む鯛めしは格別です。見た目にも豪華なので、家族や親族が集まるお祝い事の席にもぴったりです。
材料:鯛1尾、米3合、水540ml、昆布1枚(10×5㎝程度)、薄口醤油大さじ1、みりん大さじ1、料理酒大さじ1、塩適量、三つ葉、
作り方:米を研いでザルに上げます。昆布は水(540ml)につけておきます。鯛のウロコと内臓を取って、塩を両面に振ります。魚焼きグリルで鯛を軽く焼きます(中まで火が通る必要はなく、焼き色さえつけばOKです)。土鍋に米と調味料を入れます。米の上に昆布を敷き、鯛をのせます。昆布をつけておいた水を加えて、火にかけます。最初は強火、沸騰したら弱火で10分炊きます。10分経ったら再び強火にし、30秒経ったら火を止め、蓋をしたまま10分蒸らして完成です。昆布を出し、鯛の骨を取り除いて身をほぐし、三つ葉をのせてください。