魚を食べて病気予防しよう!おすすめの魚や食べ方を徹底解説

魚を食べて病気予防できる?!
周囲を海で囲まれた日本では、昔からたくさんの魚が食べられてきました。魚は美味しいだけでなく、実は病気を予防する効果があります。

「脳卒中」は、現代人の死因トップ3に入る病気です。この病気を防ぐために、ホンマグロやマイワシ、ブリ、サバといった魚を食べましょう。なぜなら、EPAが多く含まれているからです。EPAには、血管を詰まらせる血栓ができにくくなる働きがあるため、脳卒中の予防に役立ちます。

「高血圧」は、周りでも治療している人が多い、身近な病気ではないでしょうか。この病気を防ぐには、サワラやアジ、ウナギ、サバ、サケを食事に取り入れるのがおすすめです。なぜなら、これらの魚には血圧を下げる働きのあるカリウムが豊富に含まれているからです。高血圧が気になる人は、積極的に魚を食べてください。

とくに女性や成長期の子どもは、「貧血」による立ちくらみやふらつきに悩まされている人が少なくありません。貧血を軽減するには、鉄分だけでなく、ビタミンB12が含まれるカタクチイワシの煮干しやカツオを食べるのが効果的です。

なお、魚の鉄分はビタミンCと同時に摂取することで、体内の吸収率を高めることができます。ビタミンCを含むレモン汁をかければ、鉄分が吸収されやすくなるだけでなく、魚の青臭さが軽減されて食べやすくなります。

「風邪」を引きたくないという方におすすめなのは、ウナギやサケ、サンマといった魚です。日常的にこれらの魚を食べている人は、風邪にかかりにくくなります。なぜなら、これらの魚にはビタミンAが多く含まれるため、喉や鼻の粘膜が強化されて、ウイルスを体内に侵入させないからです。受験生や大切な商談が控えている社会人は、魚を意識して取り入れて、風邪予防をしましょう。

手軽に魚を食べる方法とは?
魚を食べて病気予防しようと思っても、肉と比べて魚は調理しにくいというイメージがあります。そこで、手軽に魚を食べる方法を3つ紹介します。

まずは、おやつに煮干しを食べる方法です。おつまみのコーナーに、ピーナッツと煮干しが少量ずつ個包装になった商品が販売されています。煮干しサイズの魚なら頭からしっぽまですべて食べられるので、鉄分やカルシウムを補給できます。また、噛めば噛むほど深い味わいを楽しめるので、集中力を強化する効果があるだけでなく、間食のとり過ぎを防ぐダイエット効果まで期待できるでしょう。

次に、ししゃもや目刺しをトースターで焼いて食べる方法です。魚焼きグリルやフライパンを使うのが面倒に感じる方でも、トースターなら簡単な操作で魚を調理できます。しかも、ししゃもや目刺しなら骨を気にすることなく、丸ごと食べられるので、生ごみも出ません。

最後に、魚の切り身をクッキングシートで包んで加熱する方法です。時短料理を作る際には電子レンジが活躍しますが、魚の切り身をそのまま入れると爆発してしまいます。しかし、クッキングシートに包むと爆発せずに加熱できるので、ぜひ挑戦してみてください。